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私たちについて

当社は、日本のOATアグリオ株式会社とインドのInsecticides (India) Limitedとの合弁会社であり、インド共和国ラジャスタン州チョパンキに専用の研究開発センターを設置しています。本研究開発センターには、最新の科学機器と最先端のインフラが備えられており、全従業員が科学とイノベーションへの情熱をもって職務にあたっています。私たちは、「持続可能な農業に寄与する」という目的を達成するために、新規農薬化合物の発見と開発に力を注いでいます。私たちは、この目的を達成するために、常に知識を吸収し設備を拡充しております。また、当社は研究開発センターから2キロメートル離れた場所に生産部門を持っています。ここでは、植物成長調節剤(ATONIK)を生産しています。ATONIKは、発芽や発根の促進、花芽の発達など、植物の発達のさまざまな段階を促進し、これらの効能によって農家はより多くの利益を得ることができると確信しております。

OAT & IIL India Laboratories
Private Limited

R&D Centre:
E-423, RIICO Industrial Area, Chopanki, Bhiwadi-301707, Rajasthan, India

Formulation Centre:
F 96-97, RIICO Industrial Area Chopanki, Bhiwadi, Rajasthan, India

Registered Office:
401-402, Lusa Tower, Commercial Complex, Azadpur, Delhi-110033, India

Parent Company: (name of company)

組織図

合成グループ

4室の合成研究室に分かれて、日々新規化合物の合成に取り組んでいます。この施設には、自動フラッシュクロマトグラフィーシステム、ローターエバポレーター、マイクロ波システム付きイニシエーターなどの高度な科学機器が装備されています。

分析グループ

新規化合物の構造を決定するために、NMRとUPLC-MSといった最新の分析機器を備えております

生物グループ

室内試験をおこなうための温室ハウス、生物育成室、生物評価室及び散布室を備えております

情熱

2013年に設立された当社は、技術革新と両親会社からの強力なパートナーシップにより、農業従事者の生活を改善する新しい農薬製品の開発に取り組んでいます。

沿革

2013

OATアグリオ(株)とInsecticides (India) Limitedの合弁により設立

2014

研究所設立

2018

実験用ハウスを拡大

2019

合成グループを拡大・製剤工場を創立し、 ATONIK製品を生産開始

会社メッセージ

4000平方メートルの敷地にある最新鋭の施設は、私たちの大きな誇りとするところです。科学に裏打ちされたチームワークという強い信念が、私たちの主軸となる思想です。すべての研究員は、合成、分析、生物のそれぞれの研究開発グループに所属して研究活動に従事しております。我々がおこなう研究活動とは、化合物の合成、分子設計、各種生物学的評価、圃場試験などです。 私たちは、すべての研究員に横断的な学習、知識の共有、新しいアイデアの育成の機会を作ることをモットーにしています。

マネジメントメッセージ

 私たちの使命は、新規農薬成分のシーズを発掘し、その開発を親会社に提案することです。私たちが提案する新規農薬原料は、環境負荷が少なく、人畜に対する安全性が高く、対象病害虫や雑草に対する防除効果が高い革新的な化合物であることが期待され、世界の食料安定生産に貢献することが期待されています。

 また、日本とインドの親会社の架け橋となり、両国での製品普及を支援することも重要な使命です。

MD & CEO
大谷 行輝